同窓会長挨拶

ご挨拶

旭川医科大学同窓会 第7代会長(11期)
藤谷 幹浩 
この度、旭川医科大学同窓会の第7代会長に就任いたしました11期生の藤谷幹浩と申します。 私は消化器内科を専門としております。1989年に本学を卒業し、留学期間を除いた約30年間の大半を、本学を含む道東・道北の病院に勤務し、診療、教育、研究に従事してまいりました。若輩者ではございますが、本学の発展に少しで寄与できるよう、最大限努力したいと思います。ご支援賜れますと幸いに存じます。
 私は、北海道各地の病院で勤務してきた経験から、同窓会は本学出身の諸先輩、同期、後輩達と交流を深めることができる非常に大切なコミュニティーであることを強く感じてまいりました。これまで、患者さんの診療の場面で、同窓の先輩・後輩に何度も助けられてきた私にとって、同窓会はかけがいのないものです。一方、最近では、本学卒業生の同窓会に対する積極性が薄れ、COVID-19パンデミックの逆風もあり、若い医師の同窓会離れが顕著になっているのを感じ、非常に悲しく思っております。授業や実習、研修医指導で若い先生方と接し感じることは、今も昔も変わらず、同窓の先輩からいろんなことを学びたい、よい医師になるにはどうすればいいか教えて欲しい、社会人として生きていく不安について相談したい、という思いであり、同窓会の果たすべき役割は今もって非常に大きいことも実感しております。

そこで、同窓会の活性化に向けて、これまでの活動に加え、以下のような事項を重点的に行いたいと考えております。
@ 若手医師を中心とした同窓生のニーズの正しい理解(ニーズ調査など)
A 若手コアメンバーの発掘と役員への登用(若手枠設置など)
B 身近なデジタルツールの有効活用(SNS、アラムナイ業者の活用など)
C 低学年からの医学生へのアプローチ(活動紹介、進路相談、新入会員歓迎会など)
D 学会・研究活動への支援強化(海外学会参加支援や研究奨励の拡充)
E 大学への教育資材の提供(クラウドファンディングなどによる外部資金を活用)
F 同窓生優待イベント開催(コンサート、スポーツ・観光イベント、節目記念品など)
G その他(同窓会員ならびに在学生のご要望を反映したいと思います)

もとより微力ではございますが、同窓会をより魅力的で有益な組織にしていくため、精一杯頑張りたいと思います。 ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

旭川医科大学医学部医学科同窓会会長